【閲覧注意】こんな美味いネズミは食べたことがない!ペルーの高級料理「ネズミの丸揚げ」を食す
マザー牧場の良さって、羊を見た後にジンギスカンを頂ける事だと思うんです。
こんばんわ。ペルーから”セーターを着る方”と”セーターになる方”です。
世界一周の旅も終盤に差し掛かり、アゴの肉付きだけは美食家としての振る舞いを見せていました。
そんなペルーで出会った極上の料理をご紹介。
高級ペルー料理ネズミの丸揚げ
“ペルー料理”と聞くとなかなか想像がつかないと思いますが、実は日本人の口に合うものが多く、簡単に肥えることが可能です。
そんな私の腹の肉の一部となった料理「クイ・チャクタード」。
日本語に直すとクイ(別名テンジクネズミ)の丸揚げ。
これがペルーではお高い料理で、味も最高だということで、(アゴだけ)美食家としては食べないわけにいきません。
食べる前に…
まずやってきましたのは、クスコからほど近く、アンデス山脈の様々な動物たちを見ることができる施設。
なぜココに来たのかと言うと…
皿に盛られた料理を食べて満足するのではなく、どういったものが調理されているのか、素材をこの目で見てから…という食にこだわるアゴ美食家ならではのこだわりがあるからです。
入り口を抜けると日本ではほとんど見かけない毛がない犬種
「ヘアレス」がお出迎え。
よく見ると
モヒカン部分はアンヘアレス
続いて、アルパカよりも高級!ビクーニャ!
安倍晋三氏もペルー政府からプレゼントされたビクーニャのマフラーを身につけていました。
つまり、キングオブマフラーなヤツです。
とっても柔らかそうな被毛
優しい瞳
咀嚼はスライド式。
憧れます。
ペルーと言えばこの動物!アルパカ
The 内股
ご飯はリャマ達と
もちろんスライド式。
ホロホロ鳥
全然ホロホロしてない。
お待ちかね!ジュディオング!
と思った方、残念。
コンドルです。
トサカを持っているのがオスで、持っていないのがメス。
写真では伝わらないかもですが、デカイ!
アップにも耐えられる。
それがコンドル。
そして最後、この施設に来た目的でもあるネズミ。
あら!こんなに。
カワイイ!
美味しそう!
こうして「カワイイ」+「美味しそう」=「カワイソウ」というネズミへの想いを胸に施設を後にしました。
食す日
「アレキパ」という街にやって来ました。
ココは「ペルーで最も美しい街」と「ネズミの丸揚げが名物の街」という二つの顔があります。
アレキパの街の中でも「さっきまで生きていた新鮮なネズミを揚げて提供する店」として有名なお店"La Nueva Palomino
中に入ると
ネズミが出なそうな店内
揚げ場でしょうか…
席に案内されると
ネズミが生き返って襲ってきても大丈夫なように前掛けがおいてあります。
こういうのをつけると
金太郎っぽくなるのはご愛嬌
まずは、アレキパの地ビール「アレキパーニャ」を頼んだのにゃ。
ペルーでレストランに入るとかなりの確率で出てくるモロコシをつまみながら揚げ待ちです。
数十分後…
ついに来ました。
ネズミの丸揚げ「クイ・チャクタード」
とってもカワイソウ
やっぱり腹開き
付け合わせはマリネ的な~♪
横顔
正面は
ネズミ感溢れる「歯」
指の先までしっかり揚がってます。
そして実食
たい焼きは、頭から食べる派ですが、ネズミは胴から豪快に行く派です。
カリカリで張りがあり、鶏肉のような味。
いや、カエルっぽい味と言った方がわかりやすいかも!
これがビールと相性抜群!
気がつけばボディを平らげ
「マウスとマウス to マウス」したり…
前歯と前歯「トゥース to トゥース」をしておりました。
そんなこんなで見事に完食です。
初めてこんな美味しいネズミを食べました。
このレストランでは、ネズミ一皿1700円。
前歯もしっかり残っててこの値段は破格です。
気分を害された方もいらっしゃると思うので、ワイフが頼んだ川エビの濃厚スープの写真を載せておきます。
これもまた絶品!何より平和。
ということで本日は、ウォルトディズニーに食べさせたい料理ランキング1位「クイ・チャクタード」の紹介でした。
PS ペルーでは年間6500万のネズミが食べられているそうです。